加茂市総務文教常任委員会 視察(一日目)

岐阜県美濃加茂市へ視察にきました。

美濃加茂市は、人口約5万6000人。そのうち外国人割合が9.2%と大きい街です。バブル期に大手メーカーの工場やその下請け企業の労働力として多くの外国人が住んでいました。その後大手メーカーの撤退などにより外国人の数は減ったものの、現在もまだまだ多くの外国人の方が住んでいます。

人口は加茂市の2倍強ですが税収は多く、住民税・固定資産税とも加茂市の役3倍はあり、財政基盤の強い自治体といえます。

また、現在は人口が逓増している状態であり、これが減少傾向に入る前に、堅実な公共施設計画を組んで無駄のないようにマネージメントを行っています。

コンパクトエリアとサテライトエリアとに市内の地区を分け、人口の少ない地域には、それぞれの地域の核となるコミニティ施設があるようにし、都市部の人口の多いエリアには各種公共施設を密集させてコンパクトで利便性の高い地区を作るよう計画しています。

人口減少に入る前に、しっかりと計画がなされる点で堅実な運営がかなっており、施設の運営形態にかかる意思決定では首長の権限が大きくなり過ぎないような体制づくりを意図的に作っているということでした。

様々な点で勉強させていただきました。

 

「美濃加茂市公共施設等総合管理計画」について

 

美濃加茂市 公共施設等総合管理計画より